車いすのタイヤ・チューブサイズ

車いすのタイヤ・チューブのサイズは、車いすの仕様・用途によ`り数種類あります。

まず、車いすを大きく２種類に分けると、自走用、介護用に分けられます。

自走用車いす

自走用の車いすは、手でホイールを回せるようにハンドリムがホイールに取り付けられています。

介護用車いす

介護用は、他の人に押してもらう事を沿うてしており、手で回せるハンドリムが付いていません。

この各車いすをさらに細かく分類すると、下記の複数のタイプの車いすに分けられます。

• 標準タイプ
• モジュールタイプ
• リクライニング
• ティルトタイプ
• 電動タイプ
• コンパクトタイプ
• 軽量タイプ
• スポーツタイプ
• 子様用
• その

詳しくは別途説明します。

各車いすのタイヤのサイズ

自走用、介護用車いすのタイヤは製造メーカーによりますが、だいたい次のように分けられています。

自走用の車いすは、18㌅以上のタイヤ

介護用の車いすは、18㌅以下のタイヤ

車いすのタイヤ・チューブの仕様

仕様

タイヤには、クリンチャー、ノーパンクタイヤ（ハイポリマータイヤ）、チューブラー（競技用）、があり、今回は、一般的な自転車にもに使われているクリンチャータイプを取り扱っていきます。

自転車のタイヤ規格・種類

チューブには自転車と同じように、英式バルブ、仏式バルブ、米式バルブのチューブが使用されていますが、一般的に英式バルブがほとんどです。

一部、競技用のチューブラータイヤに仏式バルブが使用されています。

自転車のバルブの種類

車いすのタイヤ・チューブのサイズ表

国産メーカーの車いすのタイヤは、下記の表のサイズが基本的に使用されています。

車いす全般に使用されているタイヤ（グレー色）

スポーツタイプ、軽量タイプ、又ドレスアップ使用されるタイヤ（赤、青、黄等の色）

車いすのタイヤサイズの確認方法

車いすのタイヤサイズの確認は、タイヤの側面に次の様にエンボス加工されているので確認してみて下さい。

タイヤを見ても変わらない場合はホイールにリムのサイズが刻印、またステッカーが貼ってある事があるので、これより取り付けられるタイヤのサイズを確認できます。※リムの使用により明記していないものもあります。

上記の方法で確認できない場合は、車いすのメーカーと車いすの型番から調べる事もできます。

車いすタイヤ製造メーカー

日本国内で購入できる車いすのタイヤは次のメーカーの製品が多いです。

• 車いすメーカー専用タイヤ（下記メーカー製造の専用品）
• パナレーサー
• IRC（井上ゴム）
• シュワルベ
• シンコー
• CST
• ミリオン
• プリモ
• etc

車いすメーカー専用タイヤ、シャワルベ、プリもの製品は取扱店が少なく、ネットで購入する方が早い場合がります。

海外メーカー車いすのタイヤサイズ？

海外メーカーの車いすになると、国内のタイヤメーカーがサイズの合うタイヤを製造していない場合があります。

一例ですが、22×１のタイヤのサイズですが、ETRTOで確認すると、サイズが25-501と25-489となります。

このタイヤは同じ22×１でも互換性が無いのでご注意下さい。

25-489（22×１）はヨーロッパ規格サイズのタイヤになるので、海外製の車いすの場合はETRTOからタイヤのサイズを確認してください。

ETRTO規格表【エトルト】

国産メーカーの車いすのタイヤの交換は、国内のタイヤメーカー製造販売しているので交換しやすいですが、海外メーカーの車いすで同じタイヤのサイズが無い場合、車いすのメーカー・輸入業者・販売店に確認してみましょう。