ここでは、チャイルドシート付き電動アシスト自転車のタイヤの選び方を説明していきます。
20㌅タイヤの電動アシスト自転車
20㌅タイヤの電動アシスト自転車には、次の種類の自転車があります、
国内メーカーから自転車を挙げると、
ブリジストン
ヤマハ
パナソニック
これらのタイヤは、20㌅のタイヤで、幅のサイズが異なるのタイヤが取付られています。
前輪・後輪:20㌅×1.95、20×2.00、20㌅×2.125
ブリジストンのビッケグリdd、ビッケモブddは、前輪、後輪が異径サイズになります。
前輪:24×1.75、後輪:20㌅×1.95
取付られているタイヤ
これらの自転車タイヤは、次のメーカーのものが取り付けられています。
1,ブリジストンのタイヤ(製造元:CST)
ブリジストン、ヤマハの自転車に取り付けられています。
ブリジストンの自転車のタイヤはブリジストン製じゃないの?
と聞かれることがありますが、
確かにブリジストンのロゴがタイヤ表面にプリントしてありますが、台湾のチェンシンゴム工業の子会社、チェンシンタイヤ(CST)が製造元となっています。
CSTのタイヤですが、定番の次のブロックパターンのタイヤが’取付られています。
最近、製品のクオリティーにばらつきがある感じもします。長期的に問題ない場合、数か月で不具合がでる場合があります。
詳しくは別途説明します。
2,パナソニックのタイヤ(CSTのタイヤも一部あり)
パナソニックの自転車に取り付けれれています。
お勧めのパンクガードマンαタイヤと、上記で説明したCSTのタイヤが取り付けられています。
電動アシスト自転車は重量が重く、特に子供載せが取付られている自転車は、子供を乗せたらさらに重くなるので、タイヤのサイドウォールが重さに耐えられる厚くて丈夫なタイヤを選ぶ必要があります。
取付けられるタイヤサイズという事で、電動アシスト自転車に対応していない、BMXのタイヤや小径車のタイヤを取り付けると、短期間でタイヤまた、タイヤ内のチューブも直ぐに劣化してしまいます。
なので、自転車の使用用途に合うタイヤを選びましょう。
おすすめのタイヤ
これらの自転車のおすすめのタイヤは次の製品になます。
パナソニック
パンクガードマンαタイヤ(日本製、製造元パナレーサー?)※タイヤのみ チューブ別売り
タイヤサイズ
20×2.00
20×1-3/4 ギュット・ミニ 2011年~2013年頃のモデル用
※チューブ別売り
肉厚のチューブをお勧めします。
管理者Mの個人的な評価
長距離移動の利用で、子供を含め3人で乗る場合に一番良いタイヤです。2021年末にタイヤの構造のモデルチェンジ(マイナーチェンジ?)をして、前モデルよりさらに強化されました。
数百台の電動アシスト自転車に取り付けましたが、特に目立った不具合やクレームはありません。
パナレーサー
ロイヤルロードプラス(製造元:CST?)※タイヤのみ チューブ別売り
タイヤサイズ
20×1.95
20×2.125
※チューブ別売り
肉厚のチューブをお勧めします。
管理者Mの個人的な評価
上記のパンクガードマンより安価なタイヤです。
検証をしているのですが、パンクガードマンαタイヤと同じ条件で使用した場合タイヤの摩耗が早いです。
自転車の使用頻度が少なく、また、短距離移動での利用がほとんどの場合このタイヤでも良いでしょう。
iRC TIRE(井上ゴム工業株式会社)
足楽(タイヤ、チューブセット タイヤ:日本製 チューブベトナム製)
タイヤサイス
20×1.95
20×2.125
24×1.75(ビッケグリdd、ビッケモブddの前輪用)
管理者Mの個人的な評価
このタイヤも数百台の電動アシスト自転車に取り付けた実績があり、長距離移動の利用でも、3人乗りでも問題なく使用できます。ですが、iRC TIREに共通で起こる事ですが、サイドウォールのタイヤの表面にヒビが入りやすいです。
その為、見た目でタイヤがダメになったと勘違いする方がいますが、タイヤの剛性は高く、耐パンク性を向上させるための構造になっているのでそう簡単にはダメになりません。
基本、上記の以外のタイヤもあるのですが、チャイルドシートの付いていない電動アシスト自転車で使用するには丈夫なのですが、チャイルドシート付きで安定して使用できる製品としてお勧めしています。
しかし、丈夫なタイヤを利用しても、タイヤの空気の管理を怠ると劣化も早くなります。トラブルなく使用するために2週間に一度空気を入れて使用しましょう。